やみってる、なべってる

アイドル、非アイドルについてきままに綴ってます。

星屑の弾丸に撃ち抜かれて 牛乳編

私の知っていた男子アイドルグループ。

言わずもがな日本の男子アイドルのシェアの大部分を占めているジャニーズのそれぞれのグループ。

過去に紅白への出場も経験し、アジア圏でも勢いを増しているw-inds.

だけであった。

EXILE系列と若手俳優集団のD☆DATEなどはアイドルとカテゴライズしていいのか分からないので割愛している。

DISH//や超特急などは「非アイドル」との看板がついているため、一応区切りが付けられている。

皿特急界隈にたどり着いた者の中にはジャニーズを経由してきたもの、KPOPを経由してきたものが非常に多い。

心底どうでもいいことであるが、私は所謂「ジャニ流れ」である。

2000年代後半から急激に女子ドルのメディア参入が増えアイドル戦国時代などと称された。その陰で男子ドルはあまり焦点が当てられることはなかった。

そんな中でスターダストからDISH//や超特急に続いて5人の男子グループがCDデビューを果たすことになる。

M!LKである。

5人の15歳から17歳までの男の子から構成されるグループ。

比較的他グループより若い。

先日発売されたCDデビュー作である「コーヒーが飲めません」はややコミカルな歌詞に年相応のあるあるを詰め込んだものである。とにかく顔周りで手を動かすフリが可愛い。

カップリング曲の「イチニノサン」はコーヒーとは打って変わって爽やかな王道ソング。

メンバーソロ仕事が比較的多めなので地方オタには嬉しい。

個人的に、悠稀くんのハイトーンボイスは必見である。

非アイドルという看板をとっぱらった彼らが男子アイドル戦国時代の台風の目になるかどうか見守っていきたい。

星屑の弾丸に撃ち抜かれて 花とキノコ編

「あんた、さくらしめじって知っとるん?」

私がエビダンに夢中になっているのを横目で見ていた妹が突然口にした。

妹は熱心なセクゾの中島担であり、ジャニーズ以外は興味がないという体でいるので意外であった。

私自身はナタリーとエビダンが手を組んで刊行している「EBiDAN」(MyoJyoのエビダン版みたいなもの)でさくらしめじの存在は知っていた。中学生の男の子二人のフォークデュオ。他のエビダンの子たちに比べ大人しいように見えた。正直なところ同じ時期にCDデビューする「M!LK」のほうがジュノンに取り上げられていたので関心は薄かった。

 

日課のように超特急のブログを覗いていたらコーイチが珍しく記事を更新していた。

彼はさくらしめじを取り上げていた。二人のファンだと書いてある。

また大きく日にちをあけてコーイチはブログを更新した。またもや彼らのことを褒めていた。コーイチは洋楽のアーティストやミュージシャンのことを取り上げそうなイメージがあったので年端もいかない子のことを絶賛するだなんてとても気になった。

そしてさくらしめじのtwitterをフォローしPVを見た。

思った以上に自分の好きな歌詞と彼らのみずみずしさに引き込まれたのである。

 

本日、たまたま遠出をする機会に恵まれエビダンコーナーが設置されているHMVへ足を運ぶことが出来た。そこでCDを買う。

 

二人並んだCDジャケットとCDそのものにも彼らを模した動物がプリントされていており可愛らしい印象。

手書き風の歌詞カードは暖かい。丸いステッカーがついている。

声変わり前の高音からなる歌は非常に初々しく爽やかであった。思春期独特の気恥ずかしさやもどかしさが私は好きになった。上手く言えないが「いくじなし」と「きのうのゆめ」はセットで聞くべきだ。

 

正直なところ、彼らは声変わりしたらどうなるのだろうというドキドキ感もあるのだが今後を非常に楽しみしている。

星屑の弾丸に撃ち抜かれて 電車編

思い返せば2013年の3月頃。私はTwitterのタイムランに流れて来たとある動画に出会った。
上手く聞き取れない歌詞とアップテンポな音楽。それに合わせて踊る白い衣を着た少年たち。

「Shake body」

私と超特急の初めての接点はこのMVからであった。

背景はどこぞのスポーツジム?健康ランドが舞台なのか。

超特急?超新星を意識しているのか。Kpopっぽいけど顔が幼いぞ?
年端もいかない子どもがこんなに腰を振っていて良いのか?
メインダンサーバックボーカル?ももクロの弟分?初めて知ったぞ。
私の頭には大量の疑問符が浮かんだ。
そして憑りつかれるように超特急の曲を何度も聞くようになった。

直後、私は新生活が始まり、多忙を極め超特急からは遠ざかってしまった。
しかし、耳に残って離れない楽曲が私にしがみ付き、新曲が出るたびにチェックするほどの距離感は保っていた。

超特急と出会って一年と半年以上の頃、距離を縮める転機が訪れた。2014年9月頃のことである。
その頃の私はモラトリアムにどっぷりと浸かっており非常に自堕落な日々を送っていた。そして日課のようにTwitterで情報を漁っていた中にまた現われたのである。
「超特急のDVDが発売される」そのツイートにリンクされていた動画のURLをクリックした。「少年から青年へ」そのメッセージが眩しく思えた。強い購買衝動に襲われた。
私の住んでいる地方にはHMVタワーレコードはおろか普通のCDショップはない。ましてやインディーズである超特急のライブDVDは手に入らないに等しかった。
日常の隙に、電車を乗り継ぎ梅田のタワーレコードへ駆けこむ。手に入れたDVDを片手に田舎へ舞い戻りパソコンに差し込んだ。

ikkiにホールで福おこしだ!!!!!!!!』at日本青年館

私は楽曲以外に彼らに関心は無かった。一人もメンバーの名前を知らなかった。はじめて画面上で、踊り歌う彼らを目の当たりにする。
曲ごとに七変化する表情、ダンスにすぐに夢中になった。そして今まで聞いてきた曲以外の曲にも触れた。
ひどく大人っぽい顔をすることもあれば、間奏の際にメンバーとじゃれあい年相応の笑顔を披露する彼ら。8号車と呼ばれるファンのコールと色とりどりのペンライトは彼らを浮かび上がらせた。
そして一年と半年以上の期間、酷く希薄ながらも超特急と関わっていたのに全く彼らのパフォーマンスに対して無関心な自分に腹が立った。
悔しく思った。


それからメンバーのことを知りたいと強く思えるようになり、日夜ブログを監視し、過去の記事を読み漁った。検索をかけ超特急の文字のあるものは隈なく見つけ出した。
ジュノンを初めとする彼らを特集する雑誌を購入しはじめた。
私はやっと超特急を認知したのである。

 

 311 ×バックダンサーメインボーカル ○メインダンサーバックボーカル