やみってる、なべってる

アイドル、非アイドルについてきままに綴ってます。

星屑の弾丸に撃ち抜かれて 電車編

思い返せば2013年の3月頃。私はTwitterのタイムランに流れて来たとある動画に出会った。
上手く聞き取れない歌詞とアップテンポな音楽。それに合わせて踊る白い衣を着た少年たち。

「Shake body」

私と超特急の初めての接点はこのMVからであった。

背景はどこぞのスポーツジム?健康ランドが舞台なのか。

超特急?超新星を意識しているのか。Kpopっぽいけど顔が幼いぞ?
年端もいかない子どもがこんなに腰を振っていて良いのか?
メインダンサーバックボーカル?ももクロの弟分?初めて知ったぞ。
私の頭には大量の疑問符が浮かんだ。
そして憑りつかれるように超特急の曲を何度も聞くようになった。

直後、私は新生活が始まり、多忙を極め超特急からは遠ざかってしまった。
しかし、耳に残って離れない楽曲が私にしがみ付き、新曲が出るたびにチェックするほどの距離感は保っていた。

超特急と出会って一年と半年以上の頃、距離を縮める転機が訪れた。2014年9月頃のことである。
その頃の私はモラトリアムにどっぷりと浸かっており非常に自堕落な日々を送っていた。そして日課のようにTwitterで情報を漁っていた中にまた現われたのである。
「超特急のDVDが発売される」そのツイートにリンクされていた動画のURLをクリックした。「少年から青年へ」そのメッセージが眩しく思えた。強い購買衝動に襲われた。
私の住んでいる地方にはHMVタワーレコードはおろか普通のCDショップはない。ましてやインディーズである超特急のライブDVDは手に入らないに等しかった。
日常の隙に、電車を乗り継ぎ梅田のタワーレコードへ駆けこむ。手に入れたDVDを片手に田舎へ舞い戻りパソコンに差し込んだ。

ikkiにホールで福おこしだ!!!!!!!!』at日本青年館

私は楽曲以外に彼らに関心は無かった。一人もメンバーの名前を知らなかった。はじめて画面上で、踊り歌う彼らを目の当たりにする。
曲ごとに七変化する表情、ダンスにすぐに夢中になった。そして今まで聞いてきた曲以外の曲にも触れた。
ひどく大人っぽい顔をすることもあれば、間奏の際にメンバーとじゃれあい年相応の笑顔を披露する彼ら。8号車と呼ばれるファンのコールと色とりどりのペンライトは彼らを浮かび上がらせた。
そして一年と半年以上の期間、酷く希薄ながらも超特急と関わっていたのに全く彼らのパフォーマンスに対して無関心な自分に腹が立った。
悔しく思った。


それからメンバーのことを知りたいと強く思えるようになり、日夜ブログを監視し、過去の記事を読み漁った。検索をかけ超特急の文字のあるものは隈なく見つけ出した。
ジュノンを初めとする彼らを特集する雑誌を購入しはじめた。
私はやっと超特急を認知したのである。

 

 311 ×バックダンサーメインボーカル ○メインダンサーバックボーカル